バックサイド360

スピン系の花形である360にも挑戦してみましょう。体をコンパクトにして膝には力をためた状態でアプローチ。リップの手前でトゥに乗ってしっかりオーリーで踏み切ります。バックサイド180との違いとして、目線はリップに残さずに通過させるということがあります。空中に飛びあがったら前肩を引き上げ後ろ肩も少し引いておき、腰回りを軸にして目線を進行方向に引っ張って回転します。ここも180との違いです。体をコンパクトに引きつけると空中での回転力が高まり回りやすくなり、さらに目線を先にやることで360度回るのを補助するようにしています。先行させていた目線がランディング地点を見られる位置まで来たら、そこを見るように視線を移動。ボードをランディングバーンに合わせて着地します。着地の衝撃は両膝のバネで吸収するようにして滑り去れば、バックサイド360をメイクできます。最初は難しいですが踏み切る強さとタイミングをつかめば必ず出来るようになります。練習してみて下さい。

イメージを固めてから本番へ！

360を成功させるカギは踏み切りの強さと回転力。大きなキッカーで練習する前に小さなキッカーを使って180と同じくらい強めにトゥで踏み切って、空中では目線を進行方向に引っ張っていく練習をしましょう。キッカーのサイズが小さいのでアプローチのスピードは速すぎないようにします。アプローチスピードを抑えた分360度は回りきれませんが、踏み切る感覚や目線のリードをイメージしやすくなったはずです。コツをつかんだら、いざ本番のキッカーへ。きっと成功できるはずです。