スノーボードの基礎とテクニック

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ギルランデ

急斜面に遭遇しても安全に滑り下りられるテクニックがギルランデです。ギルランデは同じ方向のターンを繰り返し、ゲレンデを斜めに滑って行く方法のことを指し、トウサイドとヒールサイドの2タイプがあります。まずトウサイドは、上体の重みをつま先にかけ沈み込みながらノーズを山側に切り上げていきます。充分に切り上がったら上半身・視線・腕を谷側に向けボードを次のターンへ誘導。縦に谷側へボードが向いたらすかさず沈み込みを始め両足荷重を。ヒールサイドでは縦になったボードの後ろ足カカトに荷重を強め、沈み込みながらノーズを山側に。立ち上がりながら前足に荷重移動したら後ろ足の膝頭でターンをリード。体をリズミカルに動かすのがギルランデのコツなので頭のなかでリズムを刻みながらやると上手くいきます。また理屈で考えるより体で覚える方が身に付きやすい技でもあります。それぞれ30分ほど練習すればできる人も多いので練習あるのみ!です。

体で覚えよう、ヒールサイドのギルランデ

バックサイドの山まわりは難易度が高いのですが、ギルランデで連続して練習することで攻略しましょう。コツはとにかく前後に動き続けること。前足、後ろ足、前足…とじっとしている間も与えずに動きましょう。ターンに合わせて微妙に体重を動かすとボードをコントロールすることが可能なのですが、タイミングがずれるとボードも一緒にずれて…となかなか難しいテクニックとなっています。頑張って練習し自分のものとしましょう。