バンクカービング

片斜面の傾斜を利用して行なうカービング技がこのバンクカービング。イメージとしてはビテリーをバンクでやるといったところ。エッジに乗りながらスピードを出してバンクを駆け上っていくところからスタート。アプローチの角度は斜め45度くらいがやりやすいです。そして後ろの手をバンクにつけるように前に出して準備します。手をついたら急激にカーブしてくるので前の手もつけて更に回し込みます。体の上にボードが上がり、逆立ちのようになりますが顔は下を向けずに前を見ます。また両手をいっぺんについてしまうとつぶされて転ぶのでご注意を。バンクを滑り終えたあとも、基本の姿勢を崩さないように低い姿勢を意識して滑っていきます。カカト側でこの技をやるときは上体をとにかく先行させ、ひねり続けることを意識して行ないます。バンクでの滑りに慣れておくとパイプも楽にこなせるようになるので、予習としてやっておくのも良いです。ここまでできると大分ボーダーとして高い位置に来たと言えることでしょう。難易度の高い技を繰り出すあなたが注目される日も近い！？

トリッキーな技をキメよう！

いきなりバンクカービングをやるのは難しいので、まずはバンクをカービングで滑り抜けることができるようにしてみましょう。余裕で出来るようになったら後ろの手をついてみましょう、ボードが回ってくるはず。前の手もついてボードをさらに回したらバンクを滑り降りるようにします。バンクからはみでないよう、コンパクトに技をきめるようにすると上手くいきます。かなりの難易度の技ですが、成功したときの達成感はひとしお。カービングを極めるには是非やっておきたい技です。